止水工法

リークストッパー止水材工法(非ウレタン系)

リークストッパー工法に使用される主剤液と硬化剤液の成分は安全性が高く、いずれの成分も非ウレタン系です

◎硬化物(ゲル化物)は、耐久性・伸縮性・ゴム弾力性のある
固液二相の三次元網状構造の高弾性含水ゲル化物です。
50%圧縮変形しても復元性があります。
また、湿潤環境では周囲の水分を吸収する為体積が膨張します 。
◎乾燥環境で乾燥収縮したゲル化物は水分と接触すると再膨
潤する機能によってリ-ク箇所の再漏水はストップします。
◎リ-クストッパ-工法は、主剤液と硬化剤液の二液混合型
です。数秒~数分のゲルタイム設定の場合は、主剤液と硬化
剤液を先端混合型の注入機を選択します。数十分の長時間
ゲルタイム設定の場合、主剤液と硬化剤液は注入機吐出量か
ら算定の注入時間を考慮しバッチのプレミックス量を決定します。
◎硬化時間は、液温と促進剤量により変化します。
2~3秒の瞬結から数分迄調整できます。
◎含水ゲル化物中の液相は、0℃でも凍結はしません。
◎削孔を交互(タスキ掛け)に行い、二連式等量先端高圧注
入機により注入します。リ-クストッパ-工法の主剤液と硬化剤
液の混合液は低粘度で微細なクラックに浸透し、ゲルタイム設
定時間でゲル化する為、漏水止水効果があります。

リークストッパー止水材工法 PB工法(疎水性)/W工法(親水性)

☆疎水性ウレタン系止水材の特徴☆
◎高発砲・高強度の弾性体を形成します。
◎30%圧縮変形しても短時間で現状回復します。
◎耐アルカリ性・耐酸性など耐薬品性に優れています。
◎硬化時間は30~120秒。発泡倍率は3~5倍。
◎整泡効果による微細気泡構造が再漏水問題を解消。
◎粘度は300~500Mpa・s/25℃
◎汎用型電動式高圧一液注入機を使用します。
◎漏水量が少ない場合は、止水材と水とを
先端混合する1.5ショット施工も適用可能。

リ-クストッパ-PB工法
① 1液型の疎水性ウレタン樹脂止水材工法です。
② 疎水性ウレタン樹脂は漏水・湧水箇所の水と直接反応して弾性・高強
度のゲル化物を形成し、短時間に止水効果と周辺土壌に浸透して地盤
強化を発揮します。硬化物(ゲル化物)は,伸縮性,ゴム弾力性のある
三次元網状構造体を形成します。
③ 乾燥環境状態の構造物に注入・充填し硬化物を得るには、注入対象
箇所に事前に水を注入してからリ-クストッパ-PBの原液を注入する工
法、またはリ-クストッパ-PB原液と水を先端混合する1.5ショットで注入
硬化させます。硬化時間は、液温・樹脂濃度及び硬化促進機能を有す
る配合剤により調整します。
④ 微小なクラックからの漏水には、漏水箇所にそって注入孔を交互(タスキ
掛け)に設置し、汎用型電動式高圧一液注入機により注入します。

リークストッパーW工法
① 1液型の親水性※ウレタン樹脂止水材工法です。
② 親水性ウレタン樹脂は漏水箇所の水と直接反応し、弾性・強固な
ゲル化物を形成。短時間で止水効果を発揮します。
③ ゲル化物は伸縮性・ゴム弾力性のある三次元網状構造体を形成します。
※「親水性」の主成分は超高分子量の親水性ポリオールとイソシアネートからなるウレタンプレポリマーです。